皆さんこんにちは!
名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っている
株式会社セルカン、更新担当の富山です。
建物が新しく生まれ変わるためには、まず「解体工事」という大切なステップがあります。
普段の生活ではなかなか目にすることのない工事現場ですが、実は一つひとつの作業に専門的な知識と安全対策が詰まっています。
今回は、実際の現場写真を交えながら、解体工事の全体像をご紹介します。
解体工事の第一歩は「安全対策」です。建物のまわりに足場を組み、全体を大きなシートで覆います。このシートは「養生シート」と呼ばれ、工事中に発生するホコリや破片が周辺へ飛散するのを防ぎます。
特に住宅街や商業地では、周辺住民の方や通行人の安全を守るため、養生はとても重要です。加えて騒音や粉塵をできる限り抑える効果もあり、工事現場の印象を大きく左右します。
📸 【施工前の足場養生】

解体に欠かせないのがパワーのある重機です。今回は大型クレーンを使い、重機を現場へ搬入しました。
街中や住宅密集地では、重機をそのまま搬入できないケースも多く、こうしたクレーン作業が必須になります。高所作業や電線のすき間を縫うような操作には高度な技術が求められ、オペレーターと地上スタッフの息の合った連携が工事をスムーズに進めます。
📸 【重機搬入の様子】

建物本体に取りかかる前に、周辺の外構部分(ブロック塀や舗装など)を取り壊し、敷地を広く使えるようにします。これにより、重機の動線が確保され、解体作業が安全かつ効率的に進められるのです。
📸 【外構解体中】

外構を撤去したあとは、重機を使って敷地の地面を均していきます。これが「整地作業」の始まりで、次のステップへスムーズに進むための重要な準備です。
📸 【整地を進める様子】

📸 【敷地全体の整地】

ここからが工事のメインとなる「建物本体の解体」です。
重機を駆使しながら建物の壁や柱を少しずつ取り壊し、基礎部分にまで掘り進めていきます。
解体で発生するコンクリート片や鉄筋は、種類ごとに分別して処理します。再資源化できるものはリサイクルし、廃棄物は法律に則って適切に処理するのがプロの仕事。解体工事は「壊す」だけではなく「分ける」「処理する」といった段取りが非常に重要です。
📸 【重機で建物を解体】

📸 【基礎部分の掘削】

📸 【コンクリート基礎の解体】

建物を取り壊したあとも、地中には頑丈な基礎が残っています。これをそのままにしておくと次の建築工事に支障をきたすため、しっかり撤去する必要があります。
コンクリートと鉄筋が複雑に絡み合った基礎を取り除くのは、解体工事の中でも特に重労働な作業です。オペレーターが慎重に重機を操作し、ひとつひとつ掘り起こしていきます。
すべての解体と基礎撤去が終わったら、仕上げとして敷地全体を整地します。地面を平らにし、次の工事――建て替えや新しい施設の建設に備えます。
📸 【整地後の敷地】

📸 【完了後の全体】

整地が完了すると、見違えるようにすっきりした更地が姿を現しました。これで次の工事にスムーズに移行できます。
解体工事は「ただ壊す」だけではなく、
周囲への安全対策(足場・養生シート)
クレーンや重機の正確な操作
廃材の分別と処理
地中基礎の撤去
次の工事へ備える整地
といった数多くの工程が組み合わさって成り立っています。
現場スタッフ全員の連携と技術があってこそ、無事に解体が終わり、新しい未来に向けた第一歩を踏み出すことができるのです。
当社の解体工事は、
✅ 事前に施工費用を決定
✅ 見積もり金額以外の追加請求なし
✅ 契約完了まで見積もり無料
というシステムを徹底しています。
「解体費用って後から高くなるんじゃない?」とご心配される方も多いですが、当社ではそのような不安は不要です。
最初のお見積もり時点で総費用を明示し、追加のご請求は一切ありません。
次回もお楽しみに!
株式会社セルカンは名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っております。
解体工事の施工費用は事前に決定し、お見積り金額以外の追加請求はいたしません。
契約完了するまでは、見積もりは無料ですのでご安心いただいてお気軽にお問い合わせください。
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皆さんこんにちは!
名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っている
株式会社セルカン、更新担当の富山です。
解体工事の工程と流れ ~施工の一連のプロセス~
第3回の解体工事雑学講座では、「解体工事がどのような工程で進むのか?」を徹底解説します。
解体工事は、単に建物を壊すだけの作業ではありません。
安全性や周辺環境への配慮、そして法令遵守など、多くの工程と注意点が詰まっています。
今回は、解体工事の準備から完了までの流れを順を追って、分かりやすくご紹介します。
最初のステップは「現地調査」です。
建物の構造、材質、築年数だけでなく、周囲の環境や道路状況、隣接する建物との距離などを入念に確認します。
この調査によって、
どの解体工法を採用するか
使用する重機の種類やサイズ
粉塵・騒音対策の方法
廃材の搬出ルート
など、工事計画が具体的に決まります。
さらに、アスベスト(石綿)調査も義務化されており、有害物質が見つかった場合には適切な除去手続きが必要です。
工事前には、近隣住民への説明・挨拶が欠かせません。
解体は騒音や振動が発生するため、事前に工期や対策を説明しておくことで、トラブルを防ぎます。
また、建設リサイクル法に基づく届出や、道路使用許可申請などの行政手続きも必要です。
こうした段取りが整って初めて、本格的な工事に入ることができます。
解体前に行う大事な工程が「仮設工事」。
工事現場の周囲に、
養生シート(粉塵が飛び散らないように)
防音パネル(騒音の軽減)
足場やバリケード(作業員と歩行者の安全確保)
を設置します。
この段階で、電気・ガス・水道の停止作業も完了させます。これを怠ると感電や漏水事故の原因になるため、非常に重要なポイントです。
いよいよ解体スタートです!
作業は、建物の構造や立地条件によって異なりますが、基本的な流れは次のとおりです。
内部の設備や建具の撤去
手作業による壁や天井の解体
重機による外壁や骨組みの解体
ここで大切なのは、**「上から下へ」**という原則。
屋根 → 外壁 → 柱 → 基礎の順に崩すことで、建物の倒壊リスクを最小限にします。
解体後に残るのは大量の廃材。
しかし、廃材はゴミではなく「資源」です。
鉄骨・鉄筋 → 製鉄所へ再利用
木材 → チップや燃料へ
コンクリート → 砕いて再生骨材へ
近年はリサイクル率が95%以上を目指す取り組みも進んでおり、環境負荷を減らす努力が欠かせません。
解体と廃材処理が終わったら、敷地をきれいに整地します。
次の建築や土地活用のために、地盤を平らにし、地中のゴミや埋設物を撤去しておくことが重要です。
最後に、工事完了報告書やマニフェスト(廃棄物管理書類)の提出を行い、すべての工程が完了します。
解体工事は、ただ壊すだけではありません。
安全・環境・次のステップを考えたうえで、一つひとつの工程を丁寧に進める必要があります。
「解体工事を検討している」「リフォームや建て替えをしたい」という方は、ぜひこの流れを知っておくと安心です!
当社の解体工事は、
✅ 事前に施工費用を決定
✅ 見積もり金額以外の追加請求なし
✅ 契約完了まで見積もり無料
というシステムを徹底しています。
「解体費用って後から高くなるんじゃない?」とご心配される方も多いですが、当社ではそのような不安は不要です。
最初のお見積もり時点で総費用を明示し、追加のご請求は一切ありません。
次回もお楽しみに!
株式会社セルカンは名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っております。
解体工事の施工費用は事前に決定し、お見積り金額以外の追加請求はいたしません。
契約完了するまでは、見積もりは無料ですのでご安心いただいてお気軽にお問い合わせください。
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