梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。
今月からブログ更新を頑張っていきます!
皆さんこんにちは!
名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っている
株式会社セルカン、更新担当の富山です。
目次
今回のテーマは、私たちの生活や街づくりに密接に関わる「解体工事」そのものの役割と重要性についてです。
建物を壊す――それだけを聞くと、荒々しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、解体工事は決して“壊すだけ”の仕事ではありません。安全・環境・再生の第一歩として、重要な使命を担っています。
それでは、解体工事の本質に迫っていきましょう!
解体工事とは、建築物・構造物・工作物などを安全に取り壊し、土地を整地・再生させる工事のことを指します。
老朽化した住宅、使われなくなった工場、都市開発での建て替え――こうしたあらゆる場面で、まず必要なのが「解体」という作業です。
解体をしない限り、新しい建物もインフラもつくれません。
つまり、**解体工事は“未来を創るための準備”**なのです。
土地の再活用を考えたとき、最初に行うのが古い建物の解体です。
老朽化した住宅を撤去して、新築を建てる
耐震性に不安のあるビルを壊し、安全な施設に建て替える
空き家や空きビルを更地にして、駐車場や商業施設に転用する
こうした流れのスタートが解体工事です。
近年では空き家問題や都市の高齢化といった課題もあり、解体工事の需要は増加傾向にあります。都市の更新や再開発において、欠かすことのできない社会基盤整備の一環と言えるでしょう。
解体工事で発生する廃材は、決して“ゴミ”ではありません。
木材 → 合板チップ、燃料
鉄 → 製鋼原料
コンクリート → 路盤材(再生砕石)
ガラスやアルミ → 建材や部品として再利用
現代では、建設リサイクル法により、一定規模以上の工事では「分別解体」と「再資源化」が義務付けられています。
つまり、解体工事は「環境を壊す」どころか、資源循環型社会の一翼を担う重要な存在でもあるのです。
解体工事は、一歩間違えば大事故にもつながる危険性の高い作業です。
だからこそ、専門の知識・技術・現場管理力が求められます。
構造物の強度や倒壊リスクの事前診断
粉じん・騒音・振動の発生を抑えるための工夫
重機の使用と手壊し作業の適切な使い分け
安全ネット、仮囲い、足場、散水装置などの徹底装備
こうした配慮がなければ、作業員はもちろん、近隣住民や通行人の安全も脅かしてしまいます。**「壊す技術」ではなく「守るための技術」**が、解体現場には求められているのです。
壊すことは、終わりではありません。
新しい建物、新しい街、新しい価値を生み出すための、大切な“始まり”です。
解体工事は、社会にとって必要不可欠な“インフラ整備の一環”であり、**「壊す=創る」**という視点が、これからの時代ますます重要になることでしょう。
以上、第1回解体工事雑学講座でした!
次回は「解体工事の種類と工法」について詳しくご紹介します。
次回もお楽しみに!
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名古屋市天白区で愛知県・三重県・岐阜県の東海3県を中心に、解体工事や産業廃棄物の収集運搬などを行っております。
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